熟年離婚で後悔しない!メリット&デメリットを知り、明るい老後を迎えよう

熟年離婚で後悔しない!メリット&デメリットを知り、明るい老後を迎えよう

 

熟年離婚しているカップルの割合を知りたい

近年は、卒婚という言葉も出てきていますが、実際に熟年離婚しているカップルの割合はどのくらいなのでしょうか?

平成28年に厚生労働省が行った調査によると、同居して20年以上が経過している夫婦が離婚する割合は、17%となっており、決して珍しくはないことが分かります。

どういうものがある?熟年離婚のメリットとデメリットについて

熟年離婚のメリットとデメリットには、どのようなものがあるのでしょうか?ここでは、熟年離婚の主なメリットとデメリットをそれぞれご紹介していきます。現在熟年離婚を検討中の方、もしくはそれに向けて夫婦での話し合いが行われている最中という方は、メリットとデメリットを改めて整理して、どの選択肢が適切なのかをよく考えてみてください。

熟年離婚のメリット

熟年離婚の一番大きなメリットとしては、自分らしいライフスタイルを取り入れることができる、相手に合わせて抑圧的な人生を送る必要がなくなる、この部分に尽きるのではないでしょうか?

長年、配偶者に連れ添っている中で、深刻な悩み事や性格の不一致があったにも関わらず、離婚を切り出せなかったというケースもあるでしょう。

離婚を切り出すことができなかったのは世間体を気にしてのことであったり、子どものことを考えてのことであったりと様々な事情がありますが、そういった「しがらみ」がない現在、熟年離婚はそこまでハードルの高いものではないでしょう。

一度きりの人生ですから、最終的にはご自身の人生を歩むべきです。別々の道を歩む、というのも決して悪い選択肢ではないはずです。

一方、もう一つのメリットがあります。近年は、年金を分割し続けることができるという点があります。

例えば、専業主婦として長らく暮らして来られた方の場合、配偶者の収入から年金を納めてきたというケースも多く見られます。その場合離婚をすると、専業主婦の方が、将来的に受け取れる年金の額が少なくなることが予想され、これが離婚を踏みとどまらせている原因となるケースもありました。

しかし、現在は夫婦の同意により、年金分割が可能となっています。つまり、今まで納めてきた年金を夫婦でそれぞれ分割して、主婦の方も辛い思いをすることなく、ある程度の経済的な地盤を得た上で、新たな人生を生きることができるのです。

熟年離婚のデメリット

それでは、熟年離婚のデメリットにはどのようなものがあるでしょうか?やはり、大きなものとしては、夫婦二人三脚で生きてきた状態からそれぞれ生活が分割されるわけですから、経済的に不安定になることがあります。

特に先ほどご紹介した年金分割の手続きを取っていたとしても、どちらか一方の収入が減少する、あるいは生活レベルが下がる、経済的に不安定になる、などのデメリットが生じることは十分に考えられます。

また、将来的にご自身に介護が必要になってしまった際、あるいは大病をしてしまった際のデメリットもあります。もし、夫婦生活を続けていれば、病気や様々な介護が必要になっても、お互いに支え合うことは(性格の不一致であったにせよ)不可能ではありません。

しかし、病気その他介護でご自身に手がかかるようになった場合、熟年離婚をしていることで、結果的にサポートしてくれる人がいなくなるというケースもあります。

将来的な損得で考えるのであれば、このような部分にも思いを巡らせつつ、本当に熟年離婚という選択肢が2人にとって適切なのかどうかを、検討する余地があるでしょう。

熟年離婚をする前に試してみたいこと

熟年離婚に踏み切る前に、いくつか試してみたいことがあります。熟年離婚でデメリットを生じさせると不利益になりますから、熟年離婚の前にいくつか改善策を取ってみたり、折衷案を取り入れてみたり、色々と試してみる価値はあるのではないでしょうか?以下に、熟年離婚をする前に試してみたいことをご紹介します。

すぐに離婚するよりも、まずは卒婚をしてみる

卒婚とは、籍は入れたままでお互いのことを干渉せずに、それぞれが好きなライフスタイルを楽しむ生活のことを言います。いわゆる家庭内別居あるいは完全なる別居ですが、籍が入ったままという状況がキーポイントです。

まずは、法的な離婚をする前に、卒婚で様子を見てみるというのもいかがでしょうか?卒婚生活を経験することでお互いが冷静になり、そこからうまくいくというケースも多く見られます。

離婚後の生活がどうなるかシミュレーションをする

感情的に離婚をすると、離婚後に後悔する可能性は否定しきれません。若い時の夫婦喧嘩であれば感情的に離婚をする場合もあるかもしれません。しかし、熟年離婚となれば話は別です。感情的な離婚をすると、その後の生活に困ってしまったり、長年連れ添ってきた配偶者と離婚したことにより精神的に不安定になることもあるでしょう。

熟年離婚には、客観的に自分がどのような残りの人生を生きていきたいか、そして残りの人生を生きていく上で経済力が伴っているか?この辺りのことは実際にシュミレーションしておく必要があります。また、資産分けでも熟年離婚の場合は色々と協議が必要です。

若い夫婦であれば、一緒に過ごした年数が短いわけですから、まだそこまで夫婦の共有財産がない場合もあります。ただ、熟年離婚となれば長年の歴史がありますので、財産分け・資産分けは重要です。

さらに、お互いに病気にかかってしまった際などにどのような手助けが期待できるか・期待できないか、精神的に孤独に感じることがないかなど、離婚後の生活がどうなるかを考えておくことは極めて重要となります。

弁護士やカウンセラーなど第三者に相談する機会を持つ

離婚の前に、まずは弁護士やカウンセラーなど、第三者に相談する機会を持ちましょう。この時、友人や知人への相談は避けるようにしたいところです。なぜなら、そこに主観や感情が入ってしまう場合が多いからです。しかし、第三者に相談することで、自分では気づかなかった考えや解決法が見つかるケースもあります。

例えば、弁護士であれば法的な部分からスムーズな離婚手続き、財産分与などに関してアドバイスを受けることが可能でしょう。カウンセラーであれば、パートナーとの関わり方や改善方法の提案をしてもらえます。さらに、誰にも話せない様々な夫婦の悩みについて、聞いてもらうことなどもできるのです。

ちなみに、最近はオンラインカウンセリングが人気です。オンラインカウンセリングとは、インターネット上で相談をすることができるサービスで、世間の目を気にすることもなく、カウンセラー以外には誰にも知られずに、夫婦の深刻な悩みを相談することも可能です。

熟年離婚は冷静な判断が最優先事項

熟年離婚は、冷静な判断が極めて重要です。長年配偶者と過ごしてきた時間がある分だけ、お互いに背負っているものも大きく、熟年離婚に踏み切る際には様々な物事に大きな影響を及ぼすことが考えられます。

目先のことや、一時的な感情に流されることなく、離婚したらどのような老後が待っているかなどをじっくりと考えましょう。

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