あがり症の自分が不安・・・どうすれば克服できるの?

あがり症の自分が不安・・・どうすれば克服できるの?

 

人前であがることは当然のこと 

 

「人前に出ると頭が真っ白になって、喋れない」

「人前に出ると心臓がドキドキして、いつもの自分が出せない」

このような悩みを抱えている方は、多いのではないでしょうか?しかし、人前で緊張したり、あがって話せなくなってしまうことは、誰にでも起こる現象です。例えば、あなたが結婚式のスピーチを任されたとしましょう。スピーチの文章を用意して、ある程度覚えておいたにも関わらず、いざスピーチとなると言葉に詰まってしまう・・・。これは「失敗したくない」「他人によく思われたい」という気持ちが強くなることで起こるもの。

また、何度もステージに立っている歌手でも歌う前は緊張している、なんて話も耳にしますから、私たちが人前で緊張するということは当たり前のことなのです。もちろん、中には人前でも全く緊張しないという人もいますが、緊張すること自体は悪いことでも恥ずかしいことでもありません。

あがり症の特徴とは 

人前であがるのは当たり前ですが、人前に出ると変な汗をかいたり息苦しくなったり、自分を抑えられなくなるほどのあがり方をする場合は、『あがり症』の可能性があります。「もしかして自分はあがり症かも?」と不安に思っている方のために、以下に、あがり症の特徴について詳しく説明します。

人前に出ると緊張して手が震えたり、大量の汗をかく

人前に出て緊張や不安を感じているとき、気が付くと汗びっしょりになっていたり、顔や背中、脇や手など一部だけから汗が出るという経験のある方はいませんか?また、人前でマイクを持つとその手が震えたり、足が震えたりしてしまう方もいるかもしれませんね。これらはあがり症の特徴で、緊張して交感神経が刺激されることで変な汗をかいたり、精神的なことが要因で震えたくないと思っているのに震えてしまうのです。

人前で話すとき声が出しづらくなる

緊張や不安で声が震えてしまって普通に喋ることが出来ないというのも、あがり症の特徴の一つです。例えば、「こんにちは」と言いたいのに、「こここんにちは」などと、どもってしまいます。また、喋っている言葉の発音がずれてしまったり、声が裏返ってしまったりすることも。口周りの筋肉がこわばっているように感じられるのは、体が緊張状態に陥っている証拠です。極度の緊張で口周りの筋肉が痙攣を起こすことで、声が出しづらくなってしまうのです。

人の視線が気になり、強い不安や恐怖を感じる

話している相手の視線が気になってしまう、集団の中にいると全員から見られている気がするというのも、あがり症の特徴です。意識しないようにしようと思っても、その気持ちとは裏腹に、他人の視線が気になって仕方がなくなってしまうのです。また、他人の視線を恐怖に感じるだけではなく、自分の言動が他人を不愉快にさせていないかと気になって、話している相手と視線を合わせることが出来なくなってしまうことも、あがり症の特徴の一つです。

過度なあがり症なら社交不安障害の可能性も

あがり症の中でも、過度に緊張して症状がひどい場合は『社交不安障害』の可能性も考えられます。社交不安障害とは、人前や集団というような特定の状況下で何かをするときに不安や恐怖を強く感じ、それに伴ってめまいや頭痛、吐き気などの身体症状が現れ、すぐには治まらなくなるがために、しだいにそのような状況や行為を避けてしまうようになる疾患です。

社交不安障害の原因は、まだはっきりとは解明されていません。しかし、脳内のセロトニンやドーパミンという神経伝達物質の機能障害によるものではないかといわれています。

社交不安障害は、10代半ばから20代と比較的若い年齢で発症する人、30代や40代になって急に症状が現れる人などさまざまですが、本人に自覚がない場合が多いものです。社交不安障害になると不安や恐怖に支配され、やるべきことが出来なくなってしまったり、仕事や人間関係に支障が出てしまうことも少なくありませんので、自分に思い当たることがあれば、できるだけ早めに病院を受診しましょう。

あがり症や社交不安障害を克服するには?

あがり症や社交不安障害の症状を和らげるためには、まず自分の生活スタイルを見直すことが必要です。偏った食事や運動不足や睡眠不足は、自律神経を乱し、体を緊張状態にしてしまう原因になってしまいます。栄養バランスの取れた食事を心がけ、会社から一駅前で降りて歩いたり、できるだけ早く寝るようにしたりと、できることから少しずつ始めてみましょう。

また、あがり症や社交不安障害の人は、いかなるときでもマイナスなイメージを抱きがちです。考え方をネガティブからポジティブへ変えることが、あがり症克服には大切です。しかし、いきなり変わることは難しいですから、まずはハードルを下げて「もし失敗したらどうしよう」ではなく、「失敗してもいいからやってみよう」というくらいの気持ちから始めてみましょう。あがり症を克服するというのは、性格を変えることが目的ではありませんので、人と比べず、自分ができることを地道に続けることが何より大切です。

ただし、強い不安や恐怖が継続的に続きストレスが積み重なると、あがり症や社交不安障害からうつ病を引き起こすこともあります。その場合は、抗うつ剤の服用が必要となる場合もありますので、日常生活に支障が生じている場合は、うつ病の可能性も考え、専門家のカウンセリングを受けてみることをおすすめします。

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